マリオットボンヴォイカードってなに?
夫婦/同棲カップルはなぜお得になるの?
有効なカードの使い方は?
同棲中の方にとってお金の管理ってややこしいですよね。
私も最初の2年間は色々なことを試しましたが、いまいち「これだっ」という方法にはたどり着かずでしたが、マリオットボンヴォイプレミアムカードに出会い、ようやく同棲カップルにとって最適なカードを見つけることができました。
家族カードを作りたいけど、同一家計じゃないから作れなかった
もっとお得にスマートに同棲のお金問題を解決する方法ってないのかな
上記のように思われている、
これから同棲をするカップルにも、すでに同棲しているカップルにも、結婚していて既に同一家計の夫婦ですという方にもご覧いただきたいのが当記事となります。
実は、家計を共にしているカップルこそ、マリオットボンヴォイカードを使うことで、ポイントをお得に貯めることができ、立て替えも不要で簡単に家計管理をすることができるのです。
同棲カップルが悩むお金の管理
生活費を折半している同棲中のカップルなら大小あれど、お金のやりとりでもやっとした経験があるんじゃないでしょうか?
カップルによって、お金の管理は様々ですが、だいたいは
①各自が生活費を立て替えて、月末〆で計算して折半するカップル
②現金の使用なしで、B/43のような同棲カップルでも作れるプリペイドカードを利用するカップル
のパターンが多いと思います。
私たちも同棲歴3年で、どちらの方法も利用したことがありますが、それぞれデメリットがありました。
①のデメリットとしては、
毎回自分が立て替えた際にアプリか何かを使って記録をつけないといけないことが面倒ですし、うっかり記録忘れなどがおきる可能性があるということです。私も何度も忘れた経験ありです。
②のデメリットとしては、
カード支払いができて楽ではあるのですが婚姻関係がないため作れるカードに制限があることと、作れたとしても、ポイントをお得に貯めることができないカードが多いということです。
私たちも、そういった問題を抱えながら色々なカードを試した結果、最適解を見つけることができましたので、ご紹介できればと思います!
マリオットボンヴォイカードをお得に使えるカップルの特徴
まず、第一に全てのカップルにマリオットボンヴォイカードをお勧めするわけではありません。
カップルによっては、別のカードの方が生活水準に適している可能性も大いにあります。
ただ、私たちカップルにはこれ以上にお得なカードは無い、と言えるくらい最高のカードでした。
まず初めに、どういうカップルに合っているのか特徴をお伝えしますので、もし、この特徴が皆さんにもあてはまる場合は、この記事を読み進めていただけると嬉しいです。
二人の年収が合計で1,000万円を超えるカップル
総務省が発表している「家計調査報告(家計収支編)二人以上の世帯」の2022年調査によると、共働き夫婦の世帯年収は800万強程度とのことです。
つまり、平均所得の方には、年会費が49,500円(税込)をかけてまで「マリオットボンヴォイプレミアムカード」の発行はお勧めしないということです。
もちろん、49,500円の年会費を払う価値がこのカードにはあるのですが、普段の生活を圧迫させてまでこのカードを利用することは避けたいです。
また、このカードの旨味を最大限得るためには年間400万円のカード利用が必要になってくる(理由は後述)のですが、私の経験上、年間400万円のカード決済は年収1,000万円を超えるくらいの人じゃないと難しいはずです。
(私の昨年度の年収は800万円だったのですが、カード利用額は300万円程度でした。)
そのため、二人で年収1,000万円を超えるカップルであれば、この年間利用額400万円もクリアできる可能性が高まりますし、49,500円の年会費を払う価値を見出すことができます。
是非、二人の世帯収入が1,000万円以上のカップルは読み進めてください!
二人の生活費以外の個人利用明細を相手に見られても支障のないカップル
これも大事なポイントです。
先ほど、年間400万円のカード利用が必要という話をしましたが、二人分の生活費だけ、例えば食事や日用品の購入だけだと年間400万円は難しいです。
年間400万円のハードルを越えるために必要になってくるのは、それぞれがプライベートで利用している美容や交際費などの支払いにこのカードを使用することです。
お互いのプライベートの支払いも、このカードに集約できると、高収入を得ているカップルなら、ほぼ確実に400万円の支払いを超えることができます。
但し、ここで1点、注意事項があります。
二人で利用する場合、本人カードにプラスで家族カードを発行して利用することになるので、明細を見ると、お互いが何にどれだけ支払いをしたのかを見ることができます。
もし、彼氏が彼女に隠れて変なお店に行ったりするとバレます。逆も然りです。
そのため、相手に見られて問題になりそうな決済は、別の個人カードで支払いすることを推奨します。(もしこれが原因で喧嘩になってもMaggieは一切の責任を負えませんw)
共通の趣味が旅行のカップル
最後の特徴が、共通の趣味が旅行であることです。
例えば、国内国外問わず、毎年一緒に旅行に行くというカップルにとっては、とんでもなく相性の良いカードとなります。
理由は明白。
カード名が「マリオットボンヴォイカード」ですので、マリオット系列のホテル宿泊が優遇されるなどの特典があります。
特に、毎年年会費更新の際に付与される無料宿泊特典を利用すれば、Marriott Bonvoy上限50,000ポイントのマリオット系列ホテルへの無料宿泊が可能です。
私もこの無料宿泊特典を利用して、伊豆マリオットホテル修善寺やW大阪など通常宿泊だと50,000円以上するホテルに無料宿泊することができました。
それだけで、年会費分の元が取れてしまいます。
Wホテル
また、年間400万円の決済を達成(詳細は後述)し、プラチナ会員になることができれば、ホテルの朝食(参考:4,800円/1人@W大阪)が2名分無料になったり、客室アップグレード(スイートルーム含む)があったりと、至れり尽くせりな会員特典が待っています!
旅行大好きなカップルからすると、とっても魅力的なカード特典になります。
反対を言えば、
「お互いインドア派で旅行なんて行きません」
「旅行は好きだけど、ホテルにはお金はかけたくない」
というカップルはマリオットボンヴォイカードの魅力は残念ながら伝わらないので別のカードの使用をお勧めします。
ご希望の方は以下のフォームにお名前とメールアドレスを入力してください。紹介リンクをお送りいたします。
マリオットボンヴォイプレミアムカードってどんなカード?
前章にて、「私たちは全部当てはまっていた!!!」というカップルの皆様。
ここまでお読みいただきありがとうございます。私も自信をもって、皆様にこのカードをお勧めすることができます。
それでは、ここから改めて「マリオットボンヴォイプレミアムカード」の魅力について
お伝えしていきますね。
マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)って何?
マリオットボンヴォイとは、マリオット・インターナショナルが運営する会員プログラムで、世界138の国と地域に31のブランド、8,500を超えるホテル/リゾートで特典を受けることができます。
日本国内にも、90を超える宿泊施設が存在する世界最大のホテルチェーンです。
ちなみに、同じく業界大手のHiltonは日本国内に30に満たない施設しかないことを鑑みると、ラグジュアリーホテルの中でも圧倒的な存在感があることが伺えます。
また、マリオットブランドの中にもランクがあり、ラグジュアリー/プレミアム/セレクトと、シーンによって使い分けができるのも嬉しいです。
私は一人での利用だとセレクトで十分ですが、彼と滞在する、となるとリッチな気分を味わいたいのでラグジュアリーを利用しています。
リッツカールトン京都
年会費はいくらかかる?
金額は既にお伝えしていましたが、
マリオットボンヴォイカードの場合、
通常カードが年会費23,100円(税込)
プレミアムカードが年会費49,500円(税込)
となり、通常カードでもそれなりの年会費、プレミアムカードだとウッとなる金額だと思います。
私も、最初はそう感じていました。
実は、私は過去に、このマリオットボンヴォイカードの旧カードである「SPGカード(スターウッド プリファード ゲスト アメリカン ・エキスプレス・カード)」を利用していました。
その当時、このSPGカードは年会費34,100円(税込)だったのですがプレミアムカード同様に年1回無料宿泊(上限50,000ポイント)という破格の特典が付いており、独り身だった私は利用していました。
しかし、SPGカードがマリオットボンヴォイカードに生まれ変わるとなったタイミングで、一人で年間400万円も利用できない(その当時は彼と二人で使用するという発想が無かった)と考えた私はプレミアムカードへの乗り換えを泣く泣く断念。
通常カードは年会費が安くなりますが、その分特典も弱くなってしまうため、結局、解約の道を選びました。
その後1年間は、PayPayカードと楽天カードをメインカードとして同棲生活を支えてもらいましたが、同棲のお金のやりとりにうんざりしていたところ、
あれ?同棲してるんだから二人で利用したら400万円クリアできるんじゃね?
と、プレミアムカードの選択肢が生まれ、すぐに彼にも提案し、了承を得て乗り換えを決断。
念願のマリオットボンヴォイプレミアムカードライフを手に入れたのでした。
特典はなにがある?
マリオットボンヴォイカードの特典ですが、私と同じように過去にSPGカードを利用していた方もいるかもしれないので、
- SPGアメックス(既に廃止)
- マリオットボンヴォイカード
- マリオットボンヴォイプレミアムカード
の三種類で、比較してみようと思います。
カード別特典比較
赤字にしている箇所がそのカードの強みになります。こうしてみると、やはりプレミアムカードの優位性が目立ちますが、旧カードのSPGも頑張っていましたね。
SPGとの違いは、
- 家族カードが1枚目は無料で発行できる
- プラチナエリート会員になれる
がありますが、ここではプラチナエリート会員になると何の特典があるのか?について深堀します。
会員ランク別の特典一覧
見ていただくとお分かりのとおり、ゴールドエリートとプラチナエリートの間に超えられない大きな壁があります。
プラチナエリートはマリオット系列のホテルに年間50泊しないともらえない超超超が付くほどのエリート会員。50泊なんて、1泊3万円だとしても、総額150万円は超えてしまします・・・恐るべし会員制度。
そんな選ばれしプラチナエリートたちは、マリオット系列のホテルに泊まるたびに、レイトチェックアウトも客室アップグレードも朝食だってゲットできるのです!
これは、なんとしても年間400万円を利用し、スペシャルなプラチナエリートの権利を掴み取りたいですね!
ご希望の方は以下のフォームにお名前とメールアドレスを入力してください。紹介リンクをお送りいたします。
ポイントの貯め方
前述のとおり、プレミアムカードの場合は通常カード利用100円につき3Pがゲットできます。
ポイントの使い方
カップルでマリオットボンヴォイカードを持つことをお勧めする理由
前章までで、マリオットボンヴォイの魅力は伝わったかと思います。
この章では、なぜ私がほかのカードではなくマリオットボンヴォイプレミアムカードを強くお勧めするのかを実際に経験して感じたことを元に説明します。
マリオットボンヴォイカードは婚姻関係がない相手とも家族カードが作れる
私たちにとっては、この問題が一番大きかったです。
最初、彼と同棲をし始めるときにお金の管理をどうするか、という話になり、私がカードを発行し、その家族カードを彼に使ってもらうことにしたのですが、某カードの家族カードを申請したところ、結果は「審査落ち」
よくよく、ネットで調べてみると、ほとんどのカード会社では一親等の身内のみを家族カードの対象としている、と記載がありました。
多様な制度がある中で未だに法律上の婚姻関係だけで判断されるのか・・・
と、日本のカード会社の視野の狭さに絶望していました。
ただ、ネットの記事には、
「カード発行国がアメリカの場合は、多種多様な背景を考慮して婚姻関係のない人でも家族カードの発行ができる」
との記載もありました。
確かに、アメリカやヨーロッパはLGBTQへの理解もあり、事実婚も日本よりは多いはずだから色んなパートナーシップを認めてくれそう!
ということで、僅かな期待をもってマリオットボンヴォイプレミアムカードの申請を決心しました!
正直、確証なしの一か八かの賭けだったので家族カードが発行されない場合は、確実に年間400万円の使用は難しかったと思います。
当時は、アメリカへの期待が高くて絶対に作れるはず!という謎の自信がありましたが、よく確証もなしで年会費49,500円のカードに挑戦できたな、と今は思いますw
皆さんは安心してカード発行してくださいね!
家族カード1枚目までは無料で発行が可能
前述しましたが、私がSPGカードからプレミアムカードの移行を諦めた大きな理由は、その高すぎる年会費です。
SPG時代に34,100円はなんとか払っていましたが、49,500円を一人で払うにはハードルが高すぎました。
しかし、家族カードを無料で1枚発行することができ、かつ、そのカードは本カードと同等の特典を得ることができる、となると
実質1人24,750円だからSPGカードよりお得じゃんっ
という都合の良い解釈をすることができ、高いハードルが一気に低くなり、プレミアムカード発行の大きな後押しになりました。
同棲していると、家電を買うときなども一人で買う時と比較すると半額になる感覚があるので、すごいお得感がありますよね、それと同じです。
(万が一、同棲解消なんてことになったときは面倒なのでお気を付けくださいmm)
Marriottプラチナエリート会員になれるハードルが半減する
これは前述の年会費が半額の感覚と類似していますが、プラチナエリートになるための条件である「年間400万円のカード利用」を二人で挑戦できるため、一人あたり200万円のカード利用で達成できることになります。
私たちの場合、食費や光熱費などの支払いで月に8万円前後の出費があるので、それを抜くと年間300万円の支払い条件となり、月額でならすと一人12万円前後のカード利用があれば年間400万円は達成することができる計算になります。
全ての支払いをカードに集約したら、月額12万円は意外と達成できると思いますが、月額12万円なんて厳しい!という方は、友達との旅行や飲み会の立替を率先して行ってください。
せこいですが、私はこの技を多用していますw
私も最初は、ポイントのために支払いを率先するなんて意地汚いかな、、と思っていましたが大丈夫です。
誰も私たちの本当の目的を知ってはいません。
他の人からすると、まとめてカードで立替てくれる勇者に映っているはずです。
ポイントのことは伏せて、そのまま勇者になりきって後日代金回収しましょう。
ということで!これで、年間400万円利用は達成できるはずです!
ポイント還元率/マイル還元率が圧倒的に高い
貯まったポイントを二人の資産として管理しやすい
私たちは、プレミアムカードを利用する前は、楽天カードやPaypayカードを利用していました。
もちろん、これらのカードはポイントが貯まりやすくて好きだったのですが、基本的にカードを利用した人にポイント還元がされますよね?
私たちの場合だと、私の楽天アカウントやPayPayアカウントにほとんどポイントが入ってくるので、全ポイントを私が独り占めするという、私にとってはとても嬉しい状態でしたw
ただ、ポイントが入ってくるのは嬉しいですが、楽天ポイントやPayPayポイントって現金のように使えるお店が多すぎて、いつの間にかなくなってしまうことが多かったんです。
あれだけポイント入ってきたのに、もう無くなっちゃった・・・
もちろん、私は得しているのですが、せっかく二人で一緒に貯めたポイントを自分だけで(しかも何に使ったか覚えていないw)使うのはもったいないなーと思っていたのですが、
マリオットボンヴォイカードであれば、ボンヴォイポイントを二人の資産として、専用アプリに貯めていくことが可能です。
良い意味で、利用用途が絞られている、ということもあり、二人で目的をもってポイントの使い道を決めるので、ポイントが貯まっていく嬉しさもあります。
言うなれば、共同貯金している感覚に近しいかもしれません。
今でいうと、私たちはハワイ往復2人分のマイルを稼ぐことを目標としているので毎月のポイントが貯まっていくことが楽しみになっています。
こういう、共通の目標を持てる、ということも嬉しいですね。
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